(右から)GOMESS君、Paranelさん、一般社団法人「Get_in_touch」理事長の東ちづる=2015年3月4日(小野寺宏友さん撮影)【拡大】
話を聞いていると、出会うべくして出会った、必然だったと思うほかない。磁石のS極とN極のようにひかれ合ったのだろう。2人の会話はとても面白い。音楽にとどまらず、食べ物の好き嫌い、生き方、自閉症と、会話のテーマは脈絡なくコロコロと変わる。斬新だったり、哲学的だったり、バカバカしかったり…。聞いていて飽きない。勉強にもなる。
「自分を許せば世界も」
気づくと、2人の年齢差は13歳。だが感じさせない。本人同士も全く感じないという。自閉症のアーティストとプロダクションの主宰者と聞くと、ネルさんがゴメス君の支援者のように思うかもしれない。それは見事に裏切られる。「レコーディングの途中でつい僕が寝てしまって、起きたらゴメスがいなくなっていて、置き手紙があった。その内容に感動したので今でも宝物としてとっている」と、ネルさん。