3月11日、難航していた対戦交渉がまとまり、記者会見の場でポーズを取るフロイド・メイウェザー(左)とマニー・パッキャオの両雄=2015年、米カリフォルニア州ロサンゼルス(AP)【拡大】
ファイトマネー最高額
PPVの過去最高は、2007年5月に行われたメイウェザー-オスカー・デラホーヤ(米国)戦(WBC世界スーパーウェルター級タイトルマッチ)の244万件、売上高の最高は13年の1億5200万ドル。今回はいずれも大幅な更新が確実視されている。メイウェザーは米メディアに「このレベルに達すると、36分間(1ラウンド3分×12ラウンド)で9桁(の金額、1億ドル以上)を稼ぐのは当然」と語った。
また、2人のファイトマネーの最低保証額はボクシング史上、メイウェザーが最高、パッキャオが3位だ。さらにメイウェザーの1億8000万ドルという金額は、世界のプロスポーツ史上、1人の選手が1年間に稼いだ最高額を大幅に上回る。これまでの最高は、08年にゴルフのタイガー・ウッズ(39)=米国=が記録した約1億2500万ドル(インフレ率を勘案し、現在の金額に換算)だった。