「水中の格闘技」とも呼ばれる水球では、体格に恵まれた強豪の欧米に比べ、日本人は戦う上で大きなハンディを背負っています。サッカーやラグビーもそうかもしれませんが、水球も日本が勝つために「プレーの継続」がキーワードになってきます。
1対1での勝負を挑まず、1人が動けば、連動するように他の選手も陣形を変えていく。「みんなが鎖でつながっているように」。日本代表のプレースタイルです。
授業、練習に工夫
その基礎をたたき込んでくれた恩師が、2013年8月に59歳で亡くなった永田研史さんでした。私の母校でもある藤村女子高の教諭で、藤村女子高と東京女子体育大で監督を務めていました。第一印象は温厚。いわゆるスパルタ式の指導はありませんでした。ただ、その指導はどんな細かなミスも絶対に見逃さない厳しいものでした。