実力派俳優、内野聖陽(せいよう)さん。文学座の同期生である寺島しのぶさんとの舞台共演は7年ぶり。「『同志』は言い過ぎだけど、同じ演劇用語は持っている」=2015年3月11日、東京都渋谷区(野村成次撮影)【拡大】
文学座の同期生である寺島との舞台共演は、2008年以来7年ぶり。「彼女とは同じ演劇用語を持ち、互いに演劇を作る出発点が分かり合えている部分がある。一つになれるときは瞬間的に一つになれる。互いの気遣いは全くないさっぱりした関係です」
自分自身を「がむしゃらな人間」と評し、これまでも一つの役に入魂し、全生命力を傾けて演じてきたという。だが40代後半になり、今後は「自分を俯瞰(ふかん)する目を持ちたい」と話す。
俳優を目指す前はジャーナリスト志望だった。「物は真正面に見るより、斜に構えたときの方がとらえやすい。そんな眼力を身につけクールでありたい。その分、役ののめり込み度が薄くなる心配はある。杞憂(きゆう)ならいいけれど」と笑った。(文:藤沢志穂子/撮影:野村成次/SANKEI EXPRESS)
【ガイド】
4月4~25日 東京 Bunkamuraシアターコクーン。<問い合わせ>Bunkamuraチケットセンター (電)03・3477・9999。大阪公演あり。