韓国政府がアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加を表明した翌日の3月27日、首都ソウル市内で外貨両替所のポスターの前を通り過ぎる男性。韓国は経済的利益を優先し、米国の圧力を振り切る形でAIIB参加に踏み切った=2015年3月27日、韓国(AP)【拡大】
ハンギョレの社説は、「政府の参加決定は一歩遅れた感もあるが、肯定的な評価を受けるに値する」と論じ、遅れた理由として「この機構が米国と日本が主導する既存の国際金融覇権に対抗する中国主導の新たな秩序構築の性格を強く帯びているためだ。とくに在韓米軍のTHAAD導入計画と絡み、米国と中国の力比べの様相を呈している点も、韓国政府がにわかに参加を決められなかった要因であろう」と分析。その上で、「中途半端な姿勢で遅れて参加決定して生じた不利を挽回するためにも、韓国政府の奮起がより一層求められる」と論評した。(国際アナリスト EX/SANKEI EXPRESS)