【メディアトリガーplus(試聴無料)】映画「パレードへようこそ」(マチュー・ウオーチャス監督)。公開中(レム提供)。(C)PATHE_PRODUCTIONS_LIMITED.BRITISH_BROADCASTING_CORPORATION_AND_THE_BRITISH_FILM_INSTITUTE_2014.ALL_RIGHTS_RESERVED.【拡大】
感謝と嫌悪交じる複雑な交流
ロンドンで暮らすマーク(ベン・シュネッツアー)は、サッチャー首相が発表したイギリス各地の炭坑閉鎖案に抗議する労働者のストライキが、警察の弾圧に屈することなく激化する様子をテレビのニュースで見る。ゲイの権利を主張するパレードが予定されていたその日、マークは幾つものプラスチックのバケツを持って街に飛び出す。「炭坑労働者とおれたちゲイは、サッチャーと警察という共通の“敵”と闘っている仲間だ。募金をして炭坑労働者たちをサポートしよう!」。マークの呼びかけにゲイの仲間たちが動き出す。生まれてから一度も同性愛者たちと会ったことがないというウェールズの炭坑労働組合のメンバーは、お金を送ってくれた未知の仲間を村に招待する。その出会いは、感謝と好奇心そして嫌悪感が入り交じる複雑なものだった。社会の底辺で闘いながら生きている弱者同士でありながらも、全く違う境遇で暮らすゲイと炭坑労働者たちの体当たりな交流が始まる。