神奈川県知事選の投票をする有権者=2015年4月12日、神奈川県横浜市(栗橋隆悦撮影)【拡大】
≪橋下氏「奔走」 都構想実現へ決意≫
維新の党は、12日投開票の大阪府議選と大阪市議選を、5月に行われる「大阪都構想」住民投票の前哨戦と位置づけ、党最高顧問の橋下(はしもと)徹大阪市長が奔走した。2015年度予算の本会議採決を「病欠」した前後の行動に問題が浮上した上西(うえにし)小百合衆院議員(比例近畿)が選挙の“妨げ”になると見るや、大阪維新の会代表として党に先駆けて容赦なく除名処分にした。都構想への並々ならぬ決意を示すためだった。
「大阪維新の会が大敗すると、大阪都構想は進まなくなります。でも僕は大阪都構想、絶対にやり遂げないといけないと思っているんですよ」
大阪府・市議選の投開票前日の11日。橋下氏は大阪・難波の街頭でマイクを握ってこう訴え、懸命に支持を求めた。府市議選の結果が都構想の是非を決める5月17日の大阪市の住民投票に影響を及ぼすのは確実で、応援にも自然と力が入った。
府市議選告示日前日の2日に発覚した上西氏の不祥事への迅速な対応も、選挙や住民投票への悪影響を避けるためだったのは間違いない。