4月13日午後、自民党役員会に臨む安倍晋三(しんぞう)首相。統一地方選前半戦の勝利を受け、思わず頬も緩んだ=2015年、国会内(酒巻俊介撮影)【拡大】
統一選初挑戦となった維新の党は、兵庫などで計28議席を確保。諸派の「大阪維新の会」として戦った大阪では42議席を獲得し、府議会の最大勢力を維持した。公明党は大阪市議選で1人が落選したものの、道府県議選では公認候補169人全員が当選した。議席占有率は前回から微増の7.4%となった。
共産党は41道府県の全てで計111議席を獲得した。非改選の6都県と合わせ、初めて全都道府県議会に議席を得たことになる。
社民党は前回を1議席上回る31議席を確保。生活の党と山本太郎となかまたちと次世代の党は議席を得られなかった。(SANKEI EXPRESS)