ホワイトハウスで行われたイベントで、ゴスペル音楽への感謝と敬意を述べるバラク・オバマ米大統領=2015年4月14日、米国・首都ワシントン(ロイター)【拡大】
国務省は1982年3月、キューバがスペイン北部バスク地方の分離独立を掲げる非合法組織「バスク祖国と自由」(ETA)や、左翼ゲリラのコロンビア革命軍(FARC)に協力したとして、テロ支援国家に指定した。
キューバの指定解除によって、国務省がテロ支援国家に指定しているのはイランとスーダン、シリアの3カ国になった。北朝鮮はブッシュ前政権時代の2008年に解除された。(ワシントン 青木伸行、 ニューヨーク 黒沢潤/SANKEI EXPRESS)
≪オバマ氏「遺産」作りへ 議会対策≫
オバマ米大統領が14日、約33年間にわたるキューバに対するテロ支援国家指定の解除を議会に通告したことで、今後の焦点は国交正常化交渉におけるキューバ側の出方と、米議会対策に移ることになる。