ホワイトハウスで行われたイベントで、ゴスペル音楽への感謝と敬意を述べるバラク・オバマ米大統領=2015年4月14日、米国・首都ワシントン(ロイター)【拡大】
「北を支援」 共和党反発
オバマ氏は指定解除を決めた理由として、キューバが「将来的にもテロを支援しないという保証がある」とした。その根拠として政府高官は、カストロ政権がフランス紙襲撃テロを公に批判していることなどを指摘した。
これに対し共和党は14日、根拠が薄弱だとして一斉に反発。とりわけ次期大統領選への出馬を表明したテッド・クルーズ、マルコ・ルビオ両上院議員らは「指定解除は政治的理由によるもので、法的要件に合致していない」「キューバはテロリストを支援し続けており、北朝鮮の国連制裁逃れも手助けしている」などと声高に非難した。
米調査会社「ベンディクセン・アンド・アマンディ・インターナショナル」によると、キューバ系の51%が国交正常化に賛成し、反対は40%となっているが、キューバ生まれや65歳以上、フロリダ在住の者の間では反対が優勢で、キューバ系のルビオ氏や、出馬に意欲を示しているジェフ・ブッシュ元フロリダ州知事氏らはキューバ問題に関し微妙な立ち位置にある。(ワシントン 青木伸行/SANKEI EXPRESS)