ディア洞窟の内部から見える巨大な岩のシルエット。エイブラハム・リンカーン米大統領の横顔に見えると有名。ここからコウモリの大群が飛び立って行く=2014年12月19日、マレーシア・サラワク州(ボルネオ島、杉山みどり撮影)【拡大】
ジャングル体験を満喫した後は、クチンへ。郊外にはビーチや珍しい動植物が見られる国立公園がある。まずは市内から車で約40分のセメンゴワイルドライフセンターへ向かった。オランウータンを野生に戻すための保護区だ。ここでは運がよければ餌付けの様子が観察できるが、残念ながら空振りに終わった。オランウータンは満腹だったのだからいいじゃないかと自分を納得させる。
直径30センチの巨大花
それならば植物だ。クチンから車で約2時間のグヌン・ガディン国立公園は熱帯雨林植物の宝庫で、特に有名なのが巨大花ラフレシア。咲く時期が決まっているわけではなく、運が良ければ見ることができるという旅行者泣かせの花だが、「今日は咲いている」と朗報が。舗装道から外れ、木の枝をかき分けて進んだ先に、なんとも毒々しい色をした直径30センチはあるラフレシアが咲いていた。