サイトマップ RSS

誤差100メートル 月にピンポイント着陸 2018年度 JAXA探査機打ち上げへ (2/3ページ)

2015.4.19 06:00

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の月面探査機「SLIM」の想像図(JAXA提供)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の月面探査機「SLIM」の想像図(JAXA提供)【拡大】

 無人探査機による月面着陸は1966年の旧ソ連と米国に続き、中国が2013年に成功。インドも数年以内の実現を目指している。日本は07年に打ち上げた月周回機「かぐや」が大きな成果を挙げ、次のステップとして着陸機が待たれていた。

 日本は05年に探査機「はやぶさ」がわずかに重力がある小惑星に着陸したが、重力が地球の数分の1と比較的大きい天体への着陸計画は初めて。将来の火星探査に向け技術を蓄積する狙いもある。

 日本の民間チームも来年後半に米国のロケットで月に探査車を送り込む計画だが、月面への到達は米国の着陸機に依存している。

 火星への足掛かり

 スリムが目指すピンポイント着陸は、宇宙大国の米国やロシアも獲得していない先進技術だ。JAXAが大学などと共同で研究してきたもので、日本が今後、月や火星の探査をリードしていく上で強みになると期待されている。

月探査 火星への足掛かり

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ