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【アメリカを読む】揺れるクリントン氏 「右」「左」どちらへ? (2/4ページ)

2015.4.21 09:20

地方遊説を始めたヒラリー・クリントン前国務長官(中央)は4月14日、全米で最初に党員集会が行われ、大統領選の行方を占う重要な州と位置づけられる中西部オハイオ州を訪れ、街のカフェで地元住民らと会話を交わした。親しみやすさのアピールに懸命だ=2015年(AP)

地方遊説を始めたヒラリー・クリントン前国務長官(中央)は4月14日、全米で最初に党員集会が行われ、大統領選の行方を占う重要な州と位置づけられる中西部オハイオ州を訪れ、街のカフェで地元住民らと会話を交わした。親しみやすさのアピールに懸命だ=2015年(AP)【拡大】

 TPA法案の提出を受け、クリントン陣営はこんな声明を発表した。米紙ニューヨーク・タイムズが伝えた。2つのテストを通らないと判断されれば交渉から離れることも提案。反対しているわけではないが、これまでのTPP推進論とは、微妙に立ち位置を変えている。

 クリントン氏は昨年出版した回顧録「困難な選択」で、TPPを「アジアにおける米国の立場を強める戦略的な構想」と絶賛しており、米国の企業や労働者の利益につながるとも強調している。

 今回、いささか歯切れの悪い声明を出したのは、TPPによって途上国に雇用機会を奪われることを懸念する労働組合、大企業を優遇する措置を嫌う草の根の民主党支持層に配慮したためとみられている。

 「オバマ3期目」感の払拭

 08年の大統領選で、オバマ氏の陣営は共和党候補のジョン・マケイン上院議員(78)に「ジョージ・W・ブッシュ大統領の3期目」というレッテルを貼る作戦に出た。ブッシュ氏が始めたアフガニスタン、イラクの「2つの戦争」で米社会にあった厭戦ムードに訴えかけるためだ。

前任者の「負の遺産」を乗り越えて当選することは難しい

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