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【アメリカを読む】クリントン氏の消したい「過去」 (1/5ページ)

2015.3.10 06:35

3月7日、私的メール問題で苦しい防戦を強いられる中、娘のチェルシーさん(右)とともに「クリントン財団」主催のフォーラムに出席したヒラリー・クリントン前国務長官=2015年、米フロリダ州のマイアミ大学(AP)

3月7日、私的メール問題で苦しい防戦を強いられる中、娘のチェルシーさん(右)とともに「クリントン財団」主催のフォーラムに出席したヒラリー・クリントン前国務長官=2015年、米フロリダ州のマイアミ大学(AP)【拡大】

 ファーストレディー、上院議員、そして世界を股にかける国務長官-と、華やかな経歴を持つ民主党のヒラリー・クリントン氏(67)が次の大統領を目指す上で、その肩書は障害になりうる。逆に、共和党の有力候補には最高の攻撃材料だ。国務長官在任中、公務に私的な電子メールを使っていたことが米政界で大きな問題になっているのは、「過去」を抹消しようとした疑いがつきまとうからだ。

 「記録を正そう」

 2月末に開かれた米国の保守派による祭典「保守政治行動委員会」(CPAC)の人気投票で「次の大統領」の首位を維持した共和党のランド・ポール上院議員(52)の“お家芸”は、短文投稿サイトのツイッターでクリントン氏を揶揄(やゆ)することだ。

 昨年11月の米中間選挙後には、クリントン氏と落選議員のツーショット写真を何枚も投稿し、クリントン氏が応援に入ったせいで選挙に落ちたと印象づけようとした。これに対し、クリントン氏の支持者らは出口調査の結果をもとに、女性からの得票に貢献したとして反論した。その母体となったのが「コレクト・ザ・レコード」(記録を正そう)という組織だ。

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