倒壊した家屋で生存者を捜すため、がれきを除去するネパール軍関係者ら=2015年4月27日、ネパール・首都カトマンズ郊外バクタプル(ロイター)【拡大】
≪「家に帰れない」公園で不安な一夜≫
ネパールの首都カトマンズでは大地震の発生から2日たった27日、軍や警察による被災者の救出作業が続き、自宅を追われた多くの住民が屋外でテントを張るなどして避難生活を送っていた。インドメディアによると、カトマンズにある大統領の官邸兼公邸も被災し、ラムバラン・ヤダブ大統領(67)もテントに避難して一夜を明かした。
カトマンズ市内のトゥディケル公園では、数百人がシートをテント代わりに避難生活を送る。家族5人で避難している主婦のシャンティ・K・Cさん(30)は倒壊した建物の瓦礫(がれき)で足などを負傷。食料は蓄えでしのいでいるが、「銀行の現金自動預払機(ATM)が使えず現金が底をついてきた。余震が怖くて家には帰れない」という。