倒壊した家屋で生存者を捜すため、がれきを除去するネパール軍関係者ら=2015年4月27日、ネパール・首都カトマンズ郊外バクタプル(ロイター)【拡大】
倒壊した歴史的建造物のダラハラ・タワー周辺に地震発生直後に駆けつけた観光ガイドのラメシュワール・ダマラさん(45)によると、当日は235人が入場券を買い、50人ずつ塔に登っていた。「倒壊で141人が死んだと聞いた。ネパールの象徴だった建物も壊れ、とても悲しい」
市内のホテルは帰国便を待つ旅行客と、支援や報道のため入国した外国人などで、どこもほぼ満室。26日夜は激しい雷雨に見舞われ、あるホテルでは行き場がない外国人らのためロビーを開放し、多くの人がソファや椅子で急場をしのいだ。(カトマンズ 岩田智雄/SANKEI EXPRESS)
■ネパール 中国チベット自治区とインドに接する内陸国。総面積は14万7181平方キロで、北海道の約1.8倍。人口約2812万人(2014年推定)で、ヒンズー教徒が8割を占める。在留邦人数は1011人(13年10月時点)。アジア最貧国の一つで、世界最高峰エベレストを中心に8000メートル級の山々が連なるヒマラヤ山系へのトレッキングなど観光業が重要な外貨獲得資源。首都カトマンズや近隣には世界遺産を含む歴史的建造物が多く、日本人観光客にも人気がある。