いずれにせよ、検索型の世の中において、見たこともない本の登場に生徒たちは驚くに違いない。けれど、そこで起こるある1冊との出会いが、ひょっとしたら忘れられない本との邂逅(かいこう)になる可能性だってあるのだ。何といっても彼女たちの読書の道は、始まったばかり。ゆっくりと道中を愉(たの)しんでもらいたいではないか。(ブックディレクター 幅允孝/SANKEI EXPRESS)
■はば・よしたか BACH(バッハ)代表。ブックディレクター。近著に『本なんて読まなくたっていいのだけれど、』(晶文社)。
(※1)『Fate/stay night』の10年前、第四次聖杯戦争を描く。奈須の設定を虚淵が見事に継いだ。イスカンダルの散り際に涙。
(※2)PC版の『Fate/stay night』を他機種に移植したものが、これ。半信半疑の方は、まずはここから始めてみて。
(※3)「ゼビウス」「ガンパレード・マーチ」など伝説のゲームを作ったクリエーターたちのインタビュー集。彼らの苦闘と背景を知るために。
(※4)綾辻行人の記念すべきデビュー作であり「館」シリーズの第1弾でもある。これ以降、日本のミステリー界は「新本格」ブームが席巻する。
(※5)気軽に本と接してもらえるよう、かわいらしい移動屋台のような本棚を製作。コンセプトは「picnic with books」。