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【ネパール大地震】「恩返ししたい」 日本の援助隊奮闘 東日本大震災の教訓生かす (2/4ページ)

2015.5.3 08:00

カトマンズの避難所で、単語帳を使って体調不良を訴える人たちを診察する自衛隊の医療援助隊員=2日(共同)

カトマンズの避難所で、単語帳を使って体調不良を訴える人たちを診察する自衛隊の医療援助隊員=2日(共同)【拡大】

  • ネパール・エベレストのベースキャンプを襲った雪崩でなぎ倒されたテント=2015年5月1日(仙波孝康さん提供=共同)

 「ふるさとの被害のことが思い出された。何とかしないといけないと思った」。福島県会津若松市出身の医官、竹島幹雄2佐(47)がネパール大地震の発生を知った際、脳裏をよぎったのは東日本大震災のことだった。震災では福島県郡山市を拠点に、郷土での支援活動に加わった。

 2日間の医療活動で「不眠症状の人が多い。これからは精神面のケアが重要になる」と感じた。「不安を訴える人も多いが、笑顔で接して少しでも和らげたい」と精力的に動き回る。

 「被災地での経験を生かしたい」と意気込むのは岩手県矢巾町出身の准看護師、細越隆弘3曹(30)。東日本大震災では発生直後からヘリコプターに乗り込み、福島県内で救助活動に携わった。

 東日本大震災の際、アジアの貧国ながら日本に毛布5000枚を提供してくれるなどしたネパールの窮状に、支援活動への参加を申し出た。「助けていただいた分以上にお返ししたい」。言葉が通じないのがもどかしいというが、「身ぶり手ぶりで気持ちを伝えたい」と、ひっきりなしに訪れる患者の訴えに耳を傾けた。

「雪崩だ、大きいぞ」 邦人登山家が証言」

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