サイトマップ RSS

【ネパール大地震】「恩返ししたい」 日本の援助隊奮闘 東日本大震災の教訓生かす (3/4ページ)

2015.5.3 08:00

カトマンズの避難所で、単語帳を使って体調不良を訴える人たちを診察する自衛隊の医療援助隊員=2日(共同)

カトマンズの避難所で、単語帳を使って体調不良を訴える人たちを診察する自衛隊の医療援助隊員=2日(共同)【拡大】

  • ネパール・エベレストのベースキャンプを襲った雪崩でなぎ倒されたテント=2015年5月1日(仙波孝康さん提供=共同)

 日中は強烈な日差しと暑さに見舞われるカトマンズだが、夜は冷え込む。以前からの膝の痛みが悪化し、はれてしまった女性のシャンタマヤ・マジさん(47)は「遠くから助けに来てくれて感謝している。痛みも和らいだ」と、湿布を貼ってもらった膝をさすった。

 隊長の中川博英1佐は「恩返しをしたい。心を込めてやろうと隊員に伝えている」と始まったばかりの活動を見据えた。(共同(SANKEI EXPRESS

 ≪「雪崩だ、大きいぞ」 邦人登山家が証言」≫

 大きな地響きがしたかと思うと、直後に猛烈な勢いで雪煙が襲ってきた-。ネパール大地震で起きたエベレストの雪崩に遭遇し、今もベースキャンプにとどまる日本人登山家の仙波孝康さん(50)=東京都中央区=が2日までに共同通信の電話取材に応じ、恐怖の瞬間を振り返った。

 4月25日昼ごろ、ベースキャンプのテントの中にいた仙波さんは、ゆっくりとした横揺れを感じ、急いで外に出た。エベレストの稜線を見ると、突然「ドーン」と大きな音がした。白い雪煙が大きく舞い上がり、自分の方に来るのが見えた。

「安全だと思っていたベースキャンプで雪崩に遭うとは予測できなかった」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ