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「食」テーマ 万博が開幕 各国の「持ち味」 ミラノで融合 (1/4ページ)

2015.5.7 10:00

イタリア・ミラノ万博の「アラブ首長国連邦館」を散策する女性=2015年5月4日、イタリア・ロンバルディア州ミラノ(AP)

イタリア・ミラノ万博の「アラブ首長国連邦館」を散策する女性=2015年5月4日、イタリア・ロンバルディア州ミラノ(AP)【拡大】

  • 伝統工法「立体木格子」を取り入れ、くぎを使わず木材を組み合わせたデザインが話題の日本館=2015年5月2日、イタリア・ロンバルディア州ミラノ(AP)
  • ミラノ万博の「日本館」で、パフォーマーと並んでポーズを取る「万博おばあさん」の山田外美代(とみよ)さん(中央)=2015年5月1日、イタリア・ロンバルディア州ミラノ(AP)
  • 館内に緑をふんだんに取り入れた韓国館=2015年5月1日、イタリア・ロンバルディア州ミラノ(ロイター)
  • 幾何学模様を織りなす天井が印象的なイギリス館=2015年5月1日、イタリア・ロンバルディア州ミラノ(ロイター)
  • 「日本館」のイベント広場で行われた茶道裏千家のデモンストレーションで臼をひく来館者=2015年5月1日、イタリア・ロンバルディア州ミラノ(共同)
  • 「日本館」のレストランで、和牛を頬張る女性客=2015年5月1日、イタリア・ロンバルディア州ミラノ(共同)

 イタリア北部ミラノで1日、「食」をテーマとした国際博覧会(万博)が開幕した。約150の国や国際機関が参加。多彩な食文化の魅力を紹介するほか、飢餓や肥満、安定的な食料供給など世界が抱える課題へのメッセージを発信する。10月31日までの6カ月間開催され、2000万人以上の入場者を見込む。

 ミラノ郊外にある約1.1平方キロの会場には、54カ国・機関が独自の展示館を設けた。

 最大規模の展示館は「日本館」だ。「共存する多様性」をテーマに和食の魅力を発信する。日本館は5つの区画に分かれ、プロジェクターやハイテク技術を駆使した体験型の展示で伝統の食文化をアピール。さまざまな和食を楽しめるレストランは初日から大勢の来場者でにぎわった。

 会場内を南北に結ぶ通り「カルド」では開催国イタリアがパスタやチーズなど多彩な特産品を展示するほか、伝統の食文化の保護を目指す同国発祥の「スローフード」運動も提唱。東西に延びる「デクマーノ」には、各国の特色を生かした展示館や複数国で共同運営する展示施設などが並ぶ。

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