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【花緑の「世界はまるで落語」】(37) 亡き祖父と根多帳で再会 (3/4ページ)

2015.5.7 14:30

根多帳に祖父・五代目柳家小さんが書いた達筆な字。まさか厚木市文化会館で再会するとは(柳家花緑さん撮影)

根多帳に祖父・五代目柳家小さんが書いた達筆な字。まさか厚木市文化会館で再会するとは(柳家花緑さん撮影)【拡大】

  • 【花緑の「世界はまるで落語」】落語家、柳家花緑(やなぎや・かろく)とその一門。(前列左から)花ん謝(かんしゃ)、鬼〆(おにしめ)、花緑、初花(しょっぱな)、柳貴家雪之介(やなぎやゆきのすけ)、(後列左から)圭花(けいか)、緑太(ろくた)、フラワー、緑君(ろっくん)、花いち(はないち)、まめ緑(まめろく)、花どん(はなどん、提供写真)
  • 【花緑の「世界はまるで落語」】落語家、柳家花緑(やなぎや・かろく)とその一門。(前列左から)花ん謝(かんしゃ、3人目の弟子)、鬼〆(おにしめ、2人目の弟子)、花緑(師匠)、初花(しょっぱな、最初の弟子)、柳貴家雪之介(やなぎやゆきのすけ、弟子ではなく一門に入門)、(後列左から)圭花(けいか、10人目の弟子)、緑太(ろくた、7人目の弟子)、フラワー(8人目の弟子)、緑君(ろっくん、4人目の弟子)、花いち(はないち、5人目の弟子)、まめ緑(まめろく、6人目の弟子(女性))、花どん(はなどん、9人目の弟子(花緑さんの弟子はこの時点で9人)=2012年7月7日現在
  • 【花緑の「世界はまるで落語」】落語家、柳家花緑(やなぎや・かろく)さん(ミー&ハー_コーポレーション提供)
  • 【本の話をしよう】「落語が教えてくれること」(柳家花緑著/講談社、1000円、提供写真)

 小三治師匠にほめられた

 平成4(1992)年2月4日。今から23年前です。でも「小緑」という名で出ています。私が小緑と名乗っていたのは二つ目という身分の時。多分楽屋には前座さんがいなかった様子。「小八」は現在の柳家喜多八師匠。「小正楽」は現在の紙切りの三代目林家正楽師匠。そして昨年人間国宝に認定された小三治師匠と師匠小さんです。いい会ですね! これを見て僕はうれしくなりました。

 そして一つの記憶がよみがえります。めったにほめない小三治師匠が「読みやすい字だよ。」と言ってくれたこと。うまいでもきれいでもない。“読みやすい”。僕には最高なほめ言葉でした。小さい時から字の読み書きが苦手で、もちろんきれいにも書けない。字には一つの自信もないんです。だからせめて丁寧に書くことしかできなかった自分に、小三治師匠にそう言ってもらえたことは、どれだけうれしかったことか。

 23年前の根多帳と出会えたことがバレンタインデーに最高なプレゼントに感じました。でもケータリングから手にしたチョコ菓子も、その日おいしくいただきました。(落語家 柳家花緑(やなぎや・かろく)(SANKEI EXPRESS

ガイド:5月中席(5月11~20日、5月24日(日))

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