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「切れ目ない備え」14年の悲願 新たな安保法案を閣議決定 (3/4ページ)

2015.5.15 06:30

新たな安全保障関連法案を閣議決定し、記者会見で意義を説明する安倍晋三(しんぞう)首相=2015年5月14日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)

新たな安全保障関連法案を閣議決定し、記者会見で意義を説明する安倍晋三(しんぞう)首相=2015年5月14日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)【拡大】

 首相は最近、周囲にこう振り返った。それどころか、首相が官房副長官時代の01年4月、就任記者会見に臨む小泉純一郎首相(73)を説得して集団的自衛権の政府解釈見直しに言及させたことを起点にすれば、14年がかりの一大事業だ。

 このとき、首相と一緒に小泉氏を説き伏せたのが昨年10月に84歳で死去した外交評論家、岡崎久彦氏だった。

 「岡崎さんの執念があったからここまで来た。岡崎さんと小松さんがいなければ、ここまで到達できなかった。小松さんは外務省から単身、内閣法制局に乗り込んで大変だったろう」

 首相がこう話す「小松さん」とは、やはり昨年6月に63歳で死去した小松一郎前内閣法制局長官のことだ。首相は抵抗する内閣法制局に風穴を開けるため、国際法の専門家ではあるが法制局勤務経験のない駐仏大使だった小松氏を、あえて長官に据えた。

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