新たな安全保障関連法案を閣議決定し、記者会見で意義を説明する安倍晋三(しんぞう)首相=2015年5月14日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)【拡大】
小松氏は、後に重い病が発覚してからも集団的自衛権の限定容認に道筋をつけるまで長官を続け、文字通り身命(しんめい)を賭(と)した。首相にとって今回の安保法制の整備は、年来の信念であると同時に2人の遺志を継ぎ、彼らがまいた種を収穫するという責務でもある。
今後の法案審議では、反発を強める野党との全面対決が待ち受けている。だが、訪米時にハーバード大で行った講演で「改革には抵抗がつきものだ」と語ったように、首相はまったく意に介していないようだ。(SANKEI EXPRESS)