1年間履き込み販売
「尾道デニムプロジェクト」は尾道を中心に宿泊施設「U2」などの運営や「尾道自由大学」などの活動を展開する「ディスカバーリンクせとうち」のプロジェクトの一つとして立ち上げられた。備後地方で特別に作られたデニムを、尾道に住む270人の多種多様な人が1年間履き込み、ビンテージデニムにして販売するという取り組みだ。働き方がさまざまであるため、その味わいも一本一本異なる。
中心メンバーの小川香澄さんは茨城の出身で、尾道の街の魅力にひかれて移住した。「世界へ向けて尾道の素晴らしさを発信したい」という思いから、この活動に取り組んでいる。
「デニムは世界共通だけど、尾道で働く一人一人の人生が刻み込まれたビンテージデニムは、世界で一本だけ。単なるデニムではなく、そういったストーリーと共に尾道を知ってほしい」。こう語る小川さんは「備後の繊維産業やモノづくり、そして文化を受け継いでいきたい」と力を込めた。