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【RE-DESIGN ニッポン】素直でシンプルなオーガニックコットン (1/4ページ)

2014.12.19 10:45

オーガニックコットンで作られた赤ちゃん用のおくるみ「十月十日布」。コットンが種から綿糸になるまでの期間と妊娠期間が同じ十月十日ということから名付けられた(提供写真)

オーガニックコットンで作られた赤ちゃん用のおくるみ「十月十日布」。コットンが種から綿糸になるまでの期間と妊娠期間が同じ十月十日ということから名付けられた(提供写真)【拡大】

  • オーガニックコットンで作られたスリーピングベスト。特有の柔らかな肌触りが人気だ(提供写真)
  • 奈良県大和高田市の村上メリヤス
  • 工場で動き続ける昔ながらのメリヤス布の織機。ゆっくりとしか織れないため、生産量は限られる=2014年9月15日、奈良県大和高田市(提供写真)
  • 村上恭敏さんが育てるオーガニックコットン『ヤマトタカダノヒカリ』の畑。自宅の裏に広がっている=2014年9月15日、奈良県大和高田市(提供写真)
  • 白い花を咲かせるオーガニックコットンの花=2014年9月15日、奈良県大和高田市(提供写真)
  • 白い花を咲かせるオーガニックコットンの花が咲き終わり綿花となった状態=2014年9月15日、奈良県大和高田市(提供写真)

 日頃身に着けている衣服の素材として、最も身近な天然素材であるコットン。古来、世界中の人間はこの天然素材を身に着け、日本でも16世紀以降に三河地方をはじめとした肥沃(ひよく)な地域で大量に生産され、着物から肌着まで日本人の暮らしに深くなじんできた。「Re-design ニッポン」の第8回は、この身近な素材とその生産現場を取り上げる。

 「工業製品」化した綿

 日本で消費されるコットンのうち、99%以上が原料となる綿花の栽培過程で農薬や殺虫剤を使い、生産過程では化学漂白剤などが大量に用いられている。世界全体で用いられる農薬全体のうち、15%以上が綿花栽培に使われているほどだ。また栽培過程では、大量の水を必要とする。雨量が少ない地域では灌漑(かんがい)で生産するようになっているが、結果として地下水や河川などが枯渇する事態を招いている。さらに生産過程で大量の化学漂白剤を用いるため、水質の悪化のみならず、着用時にアレルギー症状などを引き起こすこともある。

 つまり、植物性の天然素材であるコットンは、事実上、工業製品になっているのである。本来の天然素材のコットン製品の良さを伝えるために、生産過程からこだわって作り続けている奈良・大和高田の「村上メリヤス」を訪ね、社長の村上恭敏さん、奥さんの令子さんのお話をうかがった。

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