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【RE-DESIGN ニッポン】素直でシンプルなオーガニックコットン (3/4ページ)

2014.12.19 10:45

オーガニックコットンで作られた赤ちゃん用のおくるみ「十月十日布」。コットンが種から綿糸になるまでの期間と妊娠期間が同じ十月十日ということから名付けられた(提供写真)

オーガニックコットンで作られた赤ちゃん用のおくるみ「十月十日布」。コットンが種から綿糸になるまでの期間と妊娠期間が同じ十月十日ということから名付けられた(提供写真)【拡大】

  • オーガニックコットンで作られたスリーピングベスト。特有の柔らかな肌触りが人気だ(提供写真)
  • 奈良県大和高田市の村上メリヤス
  • 工場で動き続ける昔ながらのメリヤス布の織機。ゆっくりとしか織れないため、生産量は限られる=2014年9月15日、奈良県大和高田市(提供写真)
  • 村上恭敏さんが育てるオーガニックコットン『ヤマトタカダノヒカリ』の畑。自宅の裏に広がっている=2014年9月15日、奈良県大和高田市(提供写真)
  • 白い花を咲かせるオーガニックコットンの花=2014年9月15日、奈良県大和高田市(提供写真)
  • 白い花を咲かせるオーガニックコットンの花が咲き終わり綿花となった状態=2014年9月15日、奈良県大和高田市(提供写真)

 人にも自然にも優しく

 このオーガニックコットンから生み出されるストールやハンカチは、肌に触れてみるとすぐに分かる。肌触りが良い、というより肌になじむ柔らかさである。漂白剤なども一切使用されていないため色合いは乳白色だ。和紙でも同じことが言えるが、自然由来の白は本来、こうした色なのである。漂白されていないため、女性の肌はもちろん、赤ちゃんの肌にも非常に優しい。そのため、新生児の「おくるみ」としても人気なのだという。

 村上さんは「人に優しいものづくりは、自然にとっても優しいものづくりであるはずです」と話す。目の届くところで丁寧に育てた素材で作られたものを身に着ける。村上さんのものづくりは、そんなシンプルでムダがなく、本来、人が大切にしてきたものだ。工業化された現在の社会ではすでに失われてしまったものづくりでもある。

国産の綿花栽培 日本文化の源流となった奈良の地で

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