【和のスタイル】
新茶のおいしい季節ですね。アシスタントのFちゃんから静岡旅行のお土産をいただきました。おいしい新茶とちびまる子ちゃんの人形焼きです。静岡はちびまる子ちゃんの発祥の地でもあるので、まるちゃんとおじいちゃんの顔が人形焼きになっていました。
新茶と一緒にいただく和菓子は普段の10倍以上おいしく味わえるような気がします。いつもなら、例えば人形焼きの場合は一気に3個くらい食べてしまいますが、丁寧にいれた新茶といただく場合は、小さなお菓子の顔を優しく手でちぎり、もぎ取られた残りの顔から目をそらしながら窓の外の景色を眺め、「あ~、本当においしい」と全身で感じていただくのが好きです。
新茶の季節で必ず思い出すのは、母校の愛知県豊川市立桜木小学校の垣根。この学校の塀は、レンガでもフェンスでもなく、お茶の木で囲まれていました。5月になると全校生徒が茶摘みをする行事が毎年あります。しばらくしてから校内放送で「本日のお茶は先日みんなで摘んだお茶です」と給食の時間に流れました。しかし、それは非常に苦かったので大人になるまで新茶は苦いものだと思っていました。今思えば、子供が新芽を選べるわけがありません。だから古い葉も混ざっていたせいで味が苦くなってしまったのでしょうね。