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「反日外交」に自己反省始めた韓国 (1/4ページ)

2015.5.26 09:30

会談に臨むジョン・ケリー米国務長官(左)と韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領。日韓間の懸案について、ケリー氏は韓国の側に立つことはなかった=2015年5月18日、韓国・首都ソウルの青瓦台(ロイター)

会談に臨むジョン・ケリー米国務長官(左)と韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領。日韓間の懸案について、ケリー氏は韓国の側に立つことはなかった=2015年5月18日、韓国・首都ソウルの青瓦台(ロイター)【拡大】

 【国際情勢分析】

 最近、朴槿恵(パク・クネ)政権の外交政策を批判しながら、自己反省する韓国メディアの記事が目立つ。このままでは、韓国が外交的に孤立するかもしれないという危機感の表れともいえるだろう。そんな中、日韓関係の改善の兆しを歓迎する声も上がるようになった。

 関係改善の兆しを歓迎

 中央日報(電子版)は15日、「不通(プルトン)の韓日関係、ならば経済界が動き出すか」と題する社説を掲載した。「不通」とは韓国で最近、朴槿恵大統領(63)の意思疎通不足を表すときによく使われている言葉だ。

 社説は、韓国ソウルで開催された「日韓経済人会議」で発表された経済協力と民間交流の強化などを促す共同声明について触れ、「2年以上も首脳会談が開かれていないほど韓日関係は『複合骨折』状態だ。しかし過去にも韓流など文化交流が基礎となり両国関係が良くなった経験がある。今回も温かい『ソフトパワー』を作動させて凍結した韓日関係を解かそうという望ましい方向に違いない」と肯定的に評価した。

日本牽制が招く敗着

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