バーディーパットを外してうつむく石川遼=2015年5月24日、米テキサス州フォートワースのコロニアルCC(共同)【拡大】
米男子ゴルフのクラウンプラザ招待は24日、テキサス州フォートワースのコロニアルCC(パー70)で最終ラウンドが行われ、30位から出た石川遼は5バーディー、6ボギーの71にとどまり、通算2アンダーの278で43位に終わった。クリス・カーク(米国)が通算12アンダーで今季初、ツアー通算4勝目を挙げた。
初日にボギーなしの6バーディーを奪って米ツアー初のトップに立ったものの、終わってみれば43位。尻すぼみとなった石川は「すごいチャンスだったので悔しい。4日間続けるというのはすごく難しいこと」と息をついた。首位発進を「今までできなかったことができたのだから、いい経験」と捉えるものの「強い選手になれるように頑張らないといけない」と唇をかむ。1週間休養を取り、次戦は6月4日開幕のメモリアル・トーナメントに挑む。昨年、松山英樹が初優勝した大会で「楽しみにしている試合の一つ。できる限りの準備をしたい」と前を向いた。(共同/SANKEI EXPRESS)