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【箱根火山活動】噴火警戒レベル2 葛藤する箱根町 火山性地震は観測史上最多 (2/2ページ)

2015.5.26 06:45

蒸気を噴き出す大涌谷(おおわくだに)。箱根山が噴火した場合、大涌谷が火口になると想定されている=2015年5月25日、神奈川県足柄下郡箱根町(三尾郁恵撮影)

蒸気を噴き出す大涌谷(おおわくだに)。箱根山が噴火した場合、大涌谷が火口になると想定されている=2015年5月25日、神奈川県足柄下郡箱根町(三尾郁恵撮影)【拡大】

  • 箱根で発生した1日ごとの地震数=2015年5月25日午後5時10分現在。※神奈川県温泉地学研究所調べ。4月26日は午後2時半以降の数

 そのため警戒レベル引き上げに際しては「いつ噴火が起きてもおかしくなかった01年と似た状況」であることが判断材料とされた。気象庁の西出則武長官は21日の会見で「ある意味、類推の中で基準を定めており、噴火の観測がないという間を埋めるため、専門家と議論しながら監視している」と説明した。

 それゆえに、地元ではこの判断への是非をめぐる議論が今も続く。強羅地区で旅館を経営する男性は「火山活動の活発化は、火山とともに生きている地元にとっては日常」と強調。「立ち入り制限などの措置は必要だが、『レベル2』はインパクトが大きすぎる。観光客を必要以上に怖がらせている」と話す。

 「特殊事情を考慮」

 一方、「箱根は火口となる大涌谷の中を歩くこともできる。昨年の御嶽山(おんたけさん)噴火のような被害を出すことは絶対に避けなければならない」と強調するのは箱根町総務防災課の担当者。「箱根の特殊事情を考えれば(レベル引き上げや避難指示など)早めに判断せざるを得なかった」という。

 西出長官は「これまで観測されているデータを総合すると、注意を要するのは大涌谷のごく狭い範囲」と強調した上で、「御嶽山噴火を受けて、気象庁も丁寧に情報を提供するように心がけている。正しい情報を持って、正しく恐れてほしい」と呼びかけている。(SANKEI EXPRESS

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