衆院本会議で民主党の枝野幸男(ゆきお)幹事長(手前)の質問を聞く(後ろ右から)安倍晋三(しんぞう)首相、中谷元(げん)防衛相、岸田文雄外相=2015年5月26日午後、国会・衆院本会議場(酒巻俊介撮影)【拡大】
新たな安保法制では、自衛隊が後方支援をする地域の近くで戦闘行為が行われれば、自衛隊は現場指揮官の判断で一時撤退する安全確保策を盛り込んだ。首相は「それでもリスクは残る」と指摘し「リスクを認識しているからこそ専門知識を養い、厳しい訓練を行っている」と説明した。
中谷元(げん)防衛相(57)は「補給・輸送などの支援活動は危険を回避し、活動の安全を確保した上で実施するものだ。不測の事態に際し、自分や他の自衛隊員などの生命や身体の防護のためやむを得ない必要がある場合、武器使用が可能だ」と補足した。
行使の「領域」
民主党の枝野幸男(ゆきお)幹事長(50)は、他国領域での自衛隊の武力行使をめぐる首相と中谷氏の発言に矛盾があるとして「世論をミスリードする発言だ」と詰め寄った。