FIFAのゼップ・ブラッター会長(79)は逮捕者に含まれていない。
幹部らは1990年代初めからこれまでの間に、メディアや広告会社から賄賂を受け取り、その見返りに、中南米で開かれたサッカーの試合を放送する権利やスポンサーの権利などの取得にあたって便宜を図った疑いが持たれている。犯行は米国内で計画され、賄賂の受け渡しは米国の銀行を通じて行われており、捜査を続けてきた米司法当局の要請に基づいて、スイス司法当局が幹部らを逮捕した。
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、スイス司法当局は27日早朝、FIFAの幹部らが集まったチューリヒの豪華ホテルで容疑者を一斉に逮捕。身柄は近く米国に移送される。
W杯招致でも不正疑惑
また、この事件とは別に、スイス司法当局は27日、サッカー・ワールドカップ(W杯)の2018年ロシア大会と22年カタール大会の開催地決定をめぐって不正が行われた疑いがあるとして、FIFAから昨年11月、告訴を受けていたことを明らかにした。