疑惑のデパート
27日には、かつてブラッター氏とは親しい関係にあり、今回の事件で起訴されたジャック・ワーナー元FIFA副会長(72)=トリニダード・トバゴ=が自国内の警察署に出頭し、逮捕された。起訴内容を否認しているとされるが、ワーナー氏には長く黒いうわさがつきまとい、「疑惑のデパート」とも評されていた人物だ。
北中米カリブ海連盟会長としてブラッター氏の票集めに協力したワーナー氏は、過去にもW杯入場券の不正販売や国際試合に絡む契約金横領などの疑いで告発を受けていた。その後、ブラッター氏とはたもとを分かち失脚したが、ワーナー氏がFIFAを離れても、北中米カリブ海に巣くう汚職の構造は変わらなかった。ワーナー氏を引き継いだジェフリー・ウェブFIFA副会長(50)=ケイマン諸島=も起訴された14人に含まれている。