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「過酷な120時間」 太平洋横断へ飛んだ ソーラー・インパルス2 ようやく南京離陸 (2/2ページ)

2015.6.1 08:00

最難関となる太平洋横断に向け、離陸するプロペラ機「ソーラー・インパルス2」=2015年6月31日未明、中国・江蘇省南京市(ロイター)

最難関となる太平洋横断に向け、離陸するプロペラ機「ソーラー・インパルス2」=2015年6月31日未明、中国・江蘇省南京市(ロイター)【拡大】

  • 見送りの人々に手を振るスイス人操縦士のアンドレ・ボルシュベルグさん=2015年5月31日、中国・江蘇省南京市(ロイター)

 台風を避けて飛行ルートを設定するため、ボルシュベルグさんと交代で操縦士を務めるスイス人操縦士のベルトラン・ピカールさん(57)は今回、モナコのアルベール2世大公(57)の協力を受け、モナコに設置した飛行管理センターで最新の気象情報を収集。ハワイまでの飛行中、ピカールさんは常時モナコからボルシュベルグさんに気象など航空情報を送り続ける。

 5昼夜ぶっ通し

 ソーラー・インパルス2は1人乗りで、重量削減のため防寒装置も最小限という操縦士にとっては過酷な実験機でもある。そのうえ、ハワイまでの5昼夜は1日の睡眠2~3時間で飛ばなければならない。

 フランス通信(AFP)や英BBC放送(電子版)によると、元スイス空軍パイロットのボルシュベルグさんは離陸に先立ち、「天気も風もいい。安定した回廊がハワイまで届けてくれるはずだ」と台風に遭遇する恐れはないとの見通しを示したうえで、「上空で過ごす5、6日の間に自分自身を保ち、何を感じるのか発見したい」と難関に挑む心境を明かした。(SANKEI EXPRESS

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