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【年金機構情報流出】年金の個人情報 125万人分流出 機構に不正アクセス (1/4ページ)

2015.6.2 08:30

ウイルスメールによる年金情報の外部流出について記者会見で謝罪する、日本年金機構の水島藤一郎理事長(手前)ら=2015年6月1日午後、厚労省(共同)

ウイルスメールによる年金情報の外部流出について記者会見で謝罪する、日本年金機構の水島藤一郎理事長(手前)ら=2015年6月1日午後、厚労省(共同)【拡大】

  • 日本年金機構の会見ポイント=2015年6月1日

 公的年金の保険料徴収や給付実務を担う日本年金機構(東京)は1日、ウイルスメールによる不正アクセスを受け、基礎年金番号や氏名など年金に関する個人情報計125万人分が外部に流出したと発表した。1日までに顧客の被害は確認されていないが、流出件数は今後、さらに拡大する可能性もあるという。機構は警視庁に捜査を依頼した。

 日本年金機構によると、流出したのは(1)基礎年金番号と氏名(約3万1000人)(2)基礎年金番号と氏名、生年月日(約116万7000人)(3)基礎年金番号と氏名、生年月日、住所(約5万2000人)-の計約125万人分。国民年金と厚生年金の双方が含まれ、一部は同一の顧客情報が重複している可能性がある。

 1日、記者会見した機構の水島藤一郎理事長(68)らによると、5月8日、職員がウイルスの入った添付ファイルを開封したことで、不正アクセスが発生。その後、ウイルス対策ソフト会社に解析を依頼したが、同様のメールは18日までに、大量に機構側に送られてきた。メールの内容はそれぞれ異なり、最初に開封した職員とは別の複数の職員が開封していたという。

機構の内規に違反した状態

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