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【ソーシャル・イノベーションの現場から】被災地での経験 自分の言葉で伝える 学生ボランティア、チーム「ながぐつ」プロジェクト (3/4ページ)

2015.6.3 11:10

福島県いわき市の久之浜町を見渡せる津守神社で、震災当時の状況を話してくれた地元の男性(右端)と、熱心に耳を傾ける3人の学生ボランティア=2014年5月24日(日本財団提供)

福島県いわき市の久之浜町を見渡せる津守神社で、震災当時の状況を話してくれた地元の男性(右端)と、熱心に耳を傾ける3人の学生ボランティア=2014年5月24日(日本財団提供)【拡大】

 今と未来をつなぐ

 被災地の今を知るための視察も多く盛り込まれている。いわき市の久之浜町にある浜風商店街の人たちは、明るく笑顔の絶えない。津波で店舗が流され、現在は小学校の敷地の一部を借りて営業している。「いまだからこうやって話せる」と、震災当時のことを教えてくれた人の言葉に、学生たちは真摯に耳を傾ける。久之浜を一望できる津守神社で、海や陸地の方を指差しながら当時の様子を細かに説明してくれた。工事中の防潮堤、建物の有無で今も感じられる津波の到達地点。現場を目の前にして聞く話に、涙を流す学生もいた。最終日に訪れた福島県富岡町。現在は避難指示解除準備区域となっている富岡駅周辺を歩いた。4日間で感じ考えたことを胸に、地震と津波の爪痕がくっきり残り、原発の影響で人のいない町を、学生はそれぞれ1人で歩き、無言で町を見つめた。

学生だからこそ感じられることがある

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