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【プロ野球】再昇格の新人、江越先制打

2015.6.5 10:10

二回、適時三塁打を放つ阪神・江越大賀(えごし・たいが)=2015年6月4日、兵庫県西宮市・甲子園球場(鳥越瑞絵撮影)

二回、適時三塁打を放つ阪神・江越大賀(えごし・たいが)=2015年6月4日、兵庫県西宮市・甲子園球場(鳥越瑞絵撮影)【拡大】

 プロ野球は4日、各地で交流戦6試合が行われ、阪神はロッテに3-0で勝利した。岩貞(いわさだ)は今季初勝利。

 約1カ月ぶりに1軍復帰し、すぐに「7番中堅」で先発出場したドラフト3位ルーキーの江越(えごし)が、先制の適時打を放った。

 二回2死一塁、プロ初登板のロッテ植松の低め直球を振り抜くと、高く舞い上がった打球は中堅フェンスを直撃。「中堅手に捕られるか、フェンスを越えてくれるか、どうかなと思いながら走っていた」と振り返った一打は、プロ初の適時三塁打に。先輩の岩貞を援護した。

 和田監督から期待をかけられ、開幕1軍入りを果たしたが、守備でも課題を見せて2軍降格。2軍では「全てを見つめ直し、積極的な気持ちを持って、自分のタイミングでスイングすることを心掛けた」という。「打撃も守備も走塁も、もっとしっかりと結果を出さないといけない」と気を引き締めた江越。若虎の躍動はチームにとって明るい材料だ。(嶋田知加子/SANKEI EXPRESS

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