鳥栖戦で解禁された横断幕を掲げ応援する浦和サポーター=2015年5月30日、佐賀県鳥栖市のベストアメニティスタジアム(共同)【拡大】
プロ野球は30日、交流戦6試合が行われ、日本ハムは中日を4-2で制した。日本ハムの大谷は今季最多の13奪三振。8回2失点で、開幕から負けなしで両リーグトップの7勝目。打線は六回に浅間、大野の適時打で逆転。七回には中田の18号ソロで加点した。中日は序盤の2点がやっとだった。
日ハムの大谷が「次の1点はやれない」とギアを上げたのは、2点を失った四回から。後先を考えずに一回一回全力で抑えにいこう」と決めた。四回以降は5イニング連続で三者凡退に抑え込み、逆転を呼び込んだ。今季最多となる毎回の13奪三振で、この日最速タイの159キロを八回にマークするなど最後まで球威は落ちなかった。
プロ1年目の6月1日に同じ札幌ドームで中日を相手に初勝利を飾った。それから約2年。お立ち台ではエースとの声も飛んだが、「まだまだ足りない。もっと勝てるように頑張りたい」。目指すものはもっと先にある。(SANKEI EXPRESS)