セ・リーグの首位として交流戦に臨むDeNAの中畑清監督=2015年5月22日、神奈川県横浜市中区・横浜スタジアム(共同)【拡大】
プロ野球のセ・パ交流戦は26日に開幕する。11年目の今季は試合数が昨季までの各チーム24試合から18試合に減り、両リーグが所属球団の合計勝利数を争う、リーグ対抗色の強い方式が導入された。各カードとも本拠地と敵地での3試合を隔年で行うため、優勝チームは決めず、その代わりに通算勝利数で勝ち越したリーグの6球団と最高勝率球団に賞金が贈られる。
優勝を決める方式だった過去10年の交流戦では、巨人の2度を除いて全てパ・リーグのチームが制した。リーグとしてもパが2009年以外は全て勝ち越している。最高勝率チームには賞金500万円。勝ち越したリーグの球団には順位に応じて100万円から1000万円の賞金が贈られる。
今季注目されるのは、セの首位に立つ好調DeNAだ。29勝19敗で2位巨人に2ゲーム差をつける快進撃。ただ中畑清監督(61)は「好調なチームでもここ(交流戦)で調子を崩すこともある」と表情を引き締めた。