広島の先発、黒田博樹=2015年6月5日、広島県広島市南区のマツダスタジアム(永田直也撮影)【拡大】
プロ野球は5日、予定されていた6試合のうち2試合が雨天中止となり、横浜スタジアムで行われたDeNA-西武戦は、五回降雨コールドゲームで引き分けた。広島市のマツダスタジアムで行われた広島-楽天戦は、広島の先発、黒田博樹(40)が7回を4安打無失点(奪三振4与四球2)に抑える好投を見せ、広島が2-1で勝った。広島は連敗が3でストップ。黒田は今季5勝目(2敗)で、防御率は2.94。
5日は朝から雨が降り続いた。黒田にとって8年ぶりに経験する日本の梅雨だが「とにかく、じっと我慢して過ごしていくしかないですね。そういう時でもしっかりと投げられるようにしたい」。プロ生活は日米通算19年目となったが、向上心を失うことはない。
六回に一死二、三塁のピンチを迎えたが、ここを踏ん張ると、その裏、打線がようやく2点を援護。0-0の均衡が破れ、じっと耐えて試合をつくった黒田に勝ち星がもたらされた。(SANKEI EXPRESS)