イラク戦の前半5分、先制ゴールを決める本田圭佑(けいすけ、右)=2015年6月11日、神奈川県横浜市港北区・日産スタジアム(古厩正樹撮影)【拡大】
サッカーの日本代表は11日、横浜市の日産スタジアムで6万4000人近い観衆を集めて行われた国際親善試合、キリン・チャレンジカップでアジア・カップ4強のイラク代表に4-0で快勝した。バヒド・ハリルホジッチ監督就任後は3連勝となった。16日に埼玉スタジアムでシンガポールと対戦するワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア2次予選初戦へ、順調な仕上がりを示した。
日本は攻守に積極的で、立ち上がりから圧倒した。奪ってからの速攻がさえ、前半5分にスルーパスに抜けた本田圭佑(けいすけ、ACミラン)が左足で先制。9分には左CKから槙野智章(浦和)、32分には中央突破した宇佐美貴史(G大阪)のパスを受けた岡崎慎司(マインツ)が加点した。後半39分には途中出場の原口元気(ヘルタ)が右足で決めて突き放した。イラクは逆襲に移る際に中盤でつぶされ、好機が少なかった。