ウオーミングアップをする香川真司(左端)ら=2015年6月9日、神奈川県横浜市港北区・日産スタジアム(共同)【拡大】
サッカー日本代表は11日午後7時から横浜・日産スタジアムでイラク代表との国際親善試合に臨む。9日は試合会場で冒頭の15分以外は非公開として約1時間半調整した。選手によると、チーム全体での守備の連係を確認した。公開された部分では本田(ACミラン)宇佐美(G大阪)らがランニングなどで体をほぐした。
追加招集の永井(名古屋)が合流したが、清武(ハノーバー)川又(名古屋)はけがのため全体練習に加わらなかった。
トップ下での起用が予想される香川(ドルトムント)は「一番得意なポジションだし、常に結果を求めてプレーしたい」と、引き締まった表情で活躍を誓った。
ハリルホジッチ監督の戦術をさらに浸透させる意味でも重要な2試合になる。「大きな上積みは難しいが、個人でもチームでも監督が求めることをピッチで表現しないと。その積み重ねがワールドカップにつながる」と、3年後の本大会を見据えてプレーする意識を強調した。(SANKEI EXPRESS)