「ジェネレーションX」(X世代)の代表的政治家であるマルコ・ルビオ上院議員(中央)。家族を伴って行った大統領選への出馬表明で、「この戦いは『世代の選択』になる」と公言した=2015年4月13日、米フロリダ州マイアミ(AP)【拡大】
《民主》▽クリントン=リンドン・ジョンソン(民主)
《共和》▽ブッシュ=リチャード・ニクソン(共和)▽ポール=ジミー・カーター(民主)、レーガン(共和)▽ウォーカー=レーガン▽ルビオ=父ブッシュ(共和)▽クルーズ=レーガン、父ブッシュ
ちなみに、オバマ氏が18歳だったのはカーター氏の時代だった。
ピュー・リサーチ・センターの調査では、レーガン、父ブッシュの時代に18歳だった前期X世代は全国平均よりも共和党に投票する傾向が強く、クリントン元大統領からオバマ氏の時代に18歳を迎えた80年代生まれを中心とする後期X世代や「ミレニアル世代」は、民主党に投票する傾向が強いことが分かった。
今年4月末にセンターが発表した論文によると、こうした傾向はオバマ氏と共和党のミット・ロムニー氏が戦った12年大統領選にも影響を与えた。レーガン、父ブッシュ世代はロムニー氏に5ポイント多く、クリントン世代はオバマ氏に10ポイント多く投票したと分析している。