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“郷愁”頼みのハリウッド映画 続編花盛り…中高年に訴える作品増える (2/4ページ)

2015.6.16 07:00

ユニバーサル・ピクチャーズが公開した「ジュラシック・ワールド」のシーン。前評判は芳しくなかったが、ふたを開けてみると、予想外の記録的な滑り出しとなった=2015年(AP)

ユニバーサル・ピクチャーズが公開した「ジュラシック・ワールド」のシーン。前評判は芳しくなかったが、ふたを開けてみると、予想外の記録的な滑り出しとなった=2015年(AP)【拡大】

  • 大ヒット中の映画「ジュラシック・ワールド」

 米調査会社ボックスオフィス・モジョによると、10~12日にかけて公開され、最初の週末3日間の世界興収が推定5億ドルを超え、これまで首位だった2011年公開の「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」(4億8320万ドル)を抜いた。12日に4274館で公開された米国では2億450億ドルを稼ぎ、12年の「アベンジャーズ」(2億740万ドル)に次ぐ歴代2位となった。日本公開は8月7日。

 最終的な世界興収が9億ドルを超え、巨匠スティーブン・スピルバーグ監督(68)作品として最大のヒットを記録した第1作の22年後が舞台。蚊の血液から採取したDNAによってよみがえった恐竜たちに破壊された「ジュラシック・パーク」が、「ジュラシック・ワールド」として復活したが、再び恐竜たちが大暴れするという内容。

 スピルバーグ監督が製作総指揮を務め、新進気鋭のコリン・トレボロウ監督(38)を抜擢(ばってき)。製作費1億5000万ドルを投じた超大作だ。

だが公開前の評価は散々

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