「132_5.ISSEY_MIYAKE」のドレスと靴。ドレスは放射線状に広がる優雅なフォルムが特徴、DIAGONAL_FOIL(7万2000円)靴(4万6000円)は黒・ベージュの2色展開=2015年6月5日、東京都千代田区(荻窪佳撮影)【拡大】
【Fashion Addict】
デザイナー三宅一生が率いるISSEY MIYAKE INC.が東京・丸の内に複合店を出した。JR東京駅前で、行幸通りと丸の内仲通りが交差する「日本の表玄関」ともいえる場所。メンズ、ウィメンズの服にバッグ、照明器具に時計や香水まで、三宅一生(77)の「ものづくり」の神髄がわかるアイテムを厳選して紹介。国内外に向けた発信を積極的に進めていく。
4月にオープンした「ISSEY MIYAKE MARUNOUCHI」はJR東京駅前、郵船ビル1階の一画にある。空間デザインは吉岡徳仁が手がけ、内装は赤いトライアングルをモチーフに、歴史と未来のコントラストを表現している。連日、午前11時の開店前から長蛇の列ができ、地方から訪れる観光客や外国人も多い。近隣に本社を構える大企業のビジネスパーソンなどもよく足を運んでいるという。