この日は2009年から5連敗と苦手とするアウェーでの神戸戦。だが、試合開始から素早い攻守の切り替えで相手ゴールに迫った。前半27分、武藤の左クロスに梅崎が合わせて先制。後半30分に宇賀神の退場で1人少なくなり、39分に同点弾を許したが、粘り切った。
昨季の苦い経験は忘れられない。2位のガンバ大阪に最大14点の勝ち点差を付けたが、勝てば優勝の直接対決を落とすなど残り7試合を1勝3敗3分けと大失速。ガンバの大逆転劇を許した。勝ちを焦り、前がかりになったところで足をすくわれる戦いを続けてしまった。
今季はそれを糧にした。「プレーをはっきりさせることの重要性を昨年感じた」と、主将の阿部は言う。無用にゴールを狙わず、時には引き分けをよしとした。試合中は選手間で積極的に声をかけ合い攻守の意識を共有した。