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【まぜこぜエクスプレス】Vol.54 言葉にならない思い 作品に 義足のアーティスト 片山真理さん (2/5ページ)

2015.6.24 16:00

強烈な存在感とオリジナリティーあふれる個性で人を引きつける片山真理さん(右)と一般社団法人「Get_in_touch」理事長の東ちづる(tobojiさん撮影、撮影協力:青家本店、提供写真)

強烈な存在感とオリジナリティーあふれる個性で人を引きつける片山真理さん(右)と一般社団法人「Get_in_touch」理事長の東ちづる(tobojiさん撮影、撮影協力:青家本店、提供写真)【拡大】

  • 片山真理さん作品「”30_days_in_tatsumachi_studio”2015」=2014年10月27日(提供写真)

 義足の両足にハイヒール! もともと大柄な彼女の身長は、ハイヒールを履くと190センチを超えるという。私は「ずるくない?」と笑った。そして理解した。写真の彼女は、あくまでも“作品”なのだと。素のアーティスト真理さんは、作品の中の人とは別の人なのだと。

 真理さんは両足とも太い骨が欠損する先天性骨形成不全症で生まれ、幼いころはブーツのような補装具をつけていたが、「普通の靴が履きたい」と9歳で足を切断。「手術が終わったら、足がなくて義足がついてて、びっくりした」と振り返る。「私が欲しかったのは生身の血の通った足だった」。しかし、すぐに気持ちを切り替えリハビリに励み、半年程で退院した。真理さんは、「いまだにその頃の自分を超えられない」と言う。「あの時の自分が頑張ってくれたおかげで、今の自分が活動できる。ごめん。ありがとうって感じなんです」

 彼女の名刺の裏には、補装具をつけて立つ幼い頃の写真があった。「忘れちゃいけないという気持ちもありますね。そのために自分はもっとカッコよくならなくちゃって」

自分に生まれてラッキー

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