エアバック問題でタカタが記者会見を開き、記者の質問に答える高田重久会長兼社長=2015年6月25日、東京都港区(早坂洋祐撮影)【拡大】
エアバッグの関連事故ではこれまでに米国などで8人が死亡、負傷者が約130人に上っていると説明した。
タカタが会見に先立って都内で開いた株主総会でも高田会長が陳謝した。総会では、昨年12月に社長を辞任したステファン・ストッカー氏の取締役退任などが決まった。
総会に出席した株主の男性は「原因は分からないとの説明ばかりだった。今後、会社にどれぐらい損失が出るのか見通せない」と不安そうに話した。千葉県の男性(74)は「内部改革をやらないと無理」と、対応の遅れを批判した。
≪経営影響深刻化 批判無視できず表舞台に≫
タカタの高田重久会長兼社長が記者会見を開き、自ら欠陥エアバッグのリコール問題を説明した。これまで経営トップが表舞台に現れることはなかったが、リコール対象の拡大などによる経営への影響が深刻化しており「説明不足」との批判を無視できなかった形だ。