エアバック問題でタカタが記者会見を開き、記者の質問に答える高田重久会長兼社長=2015年6月25日、東京都港区(早坂洋祐撮影)【拡大】
しかしリコール問題の拡大を受け、タカタ製エアバッグの採用見送りを検討する自動車メーカーも出始めた。ある自動車大手幹部は「リコール拡大で多額の追加費用発生のリスクは高まっており、タカタが経営難に陥る可能性は十分にある」との見方を示す。
25日午前の株主総会に集まった株主からも情報公開の少なさに不満の声が上がっていた。原因も解明されておらず、リコール問題は尾を引きそうだ。(SANKEI EXPRESS)
■タカタ製エアバッグ問題 自動車部品大手タカタが製造したエアバッグが事故時に作動した際、ガス発生装置が異常破裂し金属片が飛び散る恐れがある問題。ホンダなどの自動車メーカーが2008年以降、相次ぎリコール(無料の回収・修理)に踏み切った。リコールは日米を中心に拡大、世界で累計5000万台を超える。米国などで被害者らがタカタや自動車メーカーに対する損害賠償請求訴訟を起こしている。