セ・リーグ先発投手部門で、ファン投票によって選出され、笑顔を見せる広島の黒田博樹=2015年6月26日、広島県広島市南区のマツダスタジアム(永田直也撮影)【拡大】
プロ野球マツダオールスターゲーム2015のファン投票の最終結果が26日に発表され、米大リーグから8年ぶりに広島へ復帰した黒田博樹が、23万1380票を集めセ・リーグ先発投手部門で選出された。日本ハムの大谷翔平はパ・リーグの先発投手部門で選出された。13年に外野手部門の3位で選ばれており、投手と野手の両方でファン投票選出されるのは1953年に投手、63年に外野手で選ばれた関根潤三(近鉄)に続き史上2人目。
西武の19歳、森友哉(もり・ともや)がパ指名打者部門で53万6267票を獲得し、両リーグを通じての最多得票に輝いた。楽天の19歳、松井裕樹(ゆうき)もパ抑え投手部門で選出。DeNAの山崎康晃はセ抑え部門で1位となり、新人でただ一人選ばれた。日本ハムの中田翔は5年連続のファン投票選出で、初出場はDeNAの筒香嘉智(つつごう・よしとも)、梶谷(かじたに)隆幸ら9人。チーム別では広島の5人が最多だった。
29日に選手間投票、7月2日に監督推薦の結果が発表され、全出場選手が出そろう。